磐田市立磐田第一中学校
 
      
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校長室より

                                               磐田第一中学校 校長 深田 勝



平成30年度 入学式 式辞

 

 正門前に新たに植樹した初々しい若木の桜も美しい葉桜へと移ろい、この磐田第一中学校の丘(国府の丘)にも、また命が輝く春が訪れました。その善き日に、磐田市教育委員会教育委員、鈴木好美様、国会・市議会議員の皆様、県立磐田南高等学校校長先生、学校運営協議委員の皆様、地域の皆様をはじめ、たいへん多くのご来賓のご臨席を賜り、平成30年度磐田市立磐田第一中学校、入学式を執り行えますことは、この上ない喜びでございます。心より感謝申し上げます。誠にありがとうございます。

 さて、138名の新入生の皆さん、磐田第一中学校入学、おめでとうございます。中学校の三年間は、皆さんにとって、心身共に大きく成長する、人生の中でも最も大切なときです。磐田第一中学校の校訓は「平和を誇れ 真理を啓け 文化を創れ」の三つです。少し長いのですが、この校訓は、今を、そして未来を生きていく皆さんにとって、とても重要で必要な理念だと私は思います。皆さんも知っているように、今の日本はいつ起こるかわからない自然災害や経済面、国際情勢などの不安、人口の減少や少子高齢化、介護の問題等々、たいへん多くの課題を抱えています。その中で、これからの日本を、未来を「生きていく力」を身に付けるために、中学校の三年間で多くのことを学ぶのです。「何か難しそうなことを言っているなあ。」と思った人もいるかもしれません。しかし、大丈夫です。今から言うことをしっかり聞いて取り組めば、三年後の皆さんには確実にその力が身につきます。絶対です。約束します。

 それは、当たり前のことを毎日一つずつ、しっかり続けることができればよいのです。つまり、毎日の授業や家での勉強をしっかり行うこと。友達や先生、家族や地域の方との人間関係を大切にすること。清掃や係りの仕事、家のお手伝い、地域のボランティアなどを、積極的行うこと。こうしたことを毎日、毎日きちんと行っていけば、必ず校訓の理念に迫る人になれると私は思います。もちろん、そうは言っても、現実にはさぼってしまったり、けんかをしたり、手を抜いたりと、誰にとっても、それはなかなか難しいことです。だからこそ、強い意志、強い気持ちを持って、チャレンジして行くことが大切なのです。一日一日、今日は授業で発表をがんばったよ、今日は友達と仲良くできた、先生にしっかりあいさつできた、部活動に必死で取り組んだ、と言う日を重ねていけば三年後の皆さんは、きっときっと大きく成長していることと思います。大いに期待しています。

 「春風や 闘志抱きて 丘に立つ」                 

 これは高浜虚子という人の俳句で、国府台、国府の丘に立つこの磐田第一中学校にふさわしい俳句だと思い、先だっての卒業式でも、卒業生の皆さんに贈りました。本日は新入生の皆さんにも贈ります。まだ慣れない中学校の校舎やこの体育館、隣の人も小学校が違って、まだよく知らない人かも知れません。担任の先生は、もちろん初めて会う先生です。小学校の方がよかったなあと、心細く思っている人もいるでしょう。しかし、「春風や 闘志抱きて 丘に立つ」、先ほどの強い意志にもつながりますが、ぜひ今日の入学式で「よーし、中学校では、一中では、頑張るぞ。」と新鮮な気持ちで決意し、この磐田第一中学校の丘(国府の丘)で、しっかりと志を抱いてください。闘志とは「闘う、強い意志」のことです。

 私たち磐田第一中学校の職員一同、皆さんを心から歓迎し、全力で支えます。上級生や友達もきっと大きな力になってくれるはずです。

 磐田第一中学校は、校訓を受けて「未来を拓く力をもつ生徒を育てよう」を教育目標にしています。これからの未来、将来を拓く力を、ここ磐田第一中学で身につけていきましょう。一中の主役は、皆さん、一人一人です。一緒に、がんばりましょう。

 保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。学校は、子どもたちを、社会の中で「自立」できるよう育てるところです。心身の大きく成長するこの時期に、教え、鍛えなければならないことはたくさんあります。しかし、それは私どもだけでは十分ではありません。なにとぞ保護者の皆様のご理解とお力添えをお願いいたします。

 ご臨席賜りましたご来賓の皆様にもお願い申し上げます。本校生徒の向上、成長は、校区はもちろん、磐田市、郷土の発展にも大きくつながるものであると信じます。ぜひ今後とも、格段のご指導、ご支援、ご協力を賜りたく存じます。

 新入生の皆さん、学校・家庭・地域、一丸となって、皆さんを支えますよ。安心してください。皆さんが、これから一日一日を大切に、すばらしい中学校生活を送ることができることを大いに期待して、式辞といたします。

本日は、誠ににおめでとうございます。

平成30年4月5日



 


平成30年度 1学期始業式 式辞

 

 今年も、この磐田第一中学校の丘(国府台、国府の丘)にも春がやってきました。2年前に新たに植樹した初々しい若木の桜も美しい葉桜へと移ろい、生命力あふれた光あふれる春は、今まさに真っ盛りです。

 今日、ここに磐田市立磐田第一中学校の平成30年度がスタートしました。本日の午後入学する1年生138名を入れた451名の生徒と、教職員46名とが、磐田第一中学校を昨年度以上の素晴らしい学校にするために力を合わせる日が始まります。先ほどは、2年生の笠原初玲さん、3年生の藤田倫加さんが、それぞれ本年度の出発にふさわしい、立派な決意を発表しました。皆さん一人一人も、ぜひ、進級した今日、まさに今こそ、それぞれ新鮮な思いを込めた決意や目標をもってほしいと思います。

 ちょっと大きな話になりますが、今の日本はいつ起こるかも知れない自然災害や経済面、国際情勢の不安、テロリズム、人口の減少や少子高齢化、介護などの問題、AIやIOT等の進歩というより進化が社会構造を大きく変える転換期、それらがもたらす世界、いや人類文明の変化が近々迫ってきている、つまり先が予測できない世界(未来)が訪れるという現実が迫っていることです。これは学習指導要領といって、文部科学省から出される学校の教育理念や基準にも大きく書いてあるほどです。そんなたいへんな難しい世界を、未来を皆さんはこれから生きていかなければならないのです。そうした困難を乗り越えるためには、主体的・自主的に、しっかり勉強して学力(知力)を身につけ、体育や部活動などで体力をつけて健康な心身をつくり、友達と楽しく過ごし、人を思いやる力や人間関係力を培う必要があると、わたしは思います。そうした、知(力)・徳(育)・体(力)をバランスよく身につけていくことこそが、予測はつかないといわれている将来、未来であっても、それを切り拓いていくために、最も大切な基盤・礎になると思うのです。では、この3つの力(知・徳・体)が身に付くためには、どうしたらよいでしょうか?実は、当たり前のことを毎日一つずつしっかり続けることができればよいのです。例えば具体的に、こういうことができる一中生になってほしい、と私は考えます。本校のグランドデザインにも「目指す一中生の姿」として校長室の前にも掲示してあります。ぜひ、見てください。

 一つ、気持ちのよいあいさつや感謝の気持ちをしっかり表すことができる一中生。(おはようございます。ありがとうございます。)

 一つ、毎日の勉強(授業・家庭学習)や部活動に自主的・主体的に取り組むことができる一中生。

 一つ、体育大会や合唱コンクールなどの行事はもちろん、清掃や係りの仕事、ボランティアや家のお手伝い等を積極的に取り組むことができる一中生。

 一つ、校歌を大きな声で歌うことができる一中生。

 こうしたことを毎日きちんと行っていけば、必ず、いや絶対に、皆さんには未来を拓く力が身に付くのだと私は信じます。もちろん、現実にはさぼってしまったり、喧嘩したり、手を抜いたりと、誰にとっても、それはなかなか難しいものです。だからこそ、チャレンジして行く、頑張るぞという強い意志をもつこと、強い気持ちが大切です。一日一日、よしっ、今日は授業で発表をがんばった、今日は友達と仲良くできた、あいさつを自分から進んでした、校歌を大きな声で歌った、掃除を黙って汗が出るまでしっかりやった、部活で全力を出した、と言う日々を重ねていけば、一年後の皆さんはきっと、きっと大きく成長しています。断言します。そのキーワードとなる言葉が3つの感、他者との「共感」、「やった」「できた」という「達成感」、一中らしさ自分らしさを出す「存在感」であろうと思います。こうした3つの感を味わうことのできるよう学習や部活、行事、生活に積極的に取り組んでいけば、皆さん一人一人はもちろん、この磐田一中は、今でもそうですが、誰もが認める磐周で断然トップのすばらしい中学校に必ずなります。「天下の一中」「一中最高」を先生方も含め、みんなで創っていきましょう。

 以上、皆さん一人一人が成長し、磐田一中にとってより一層すばらしい1年となることを大いに期待して、式辞といたします。

平成30年4月5日

                  

平成30年度 2学期始業式 式辞

 

 38日間の夏休みが終わりました。1学期の終業式に「もう」と「やっと」という言葉を使いましたが、さすがに、「やっと夏休みが終わった。長かったなあ。」という人より、「もう夏休みが終わっちゃった。早かったなあ。もっと休みたかった。」と思う人の方が断然多いのではないでしょうか?この夏休み、皆さんの中には、家族旅行とか、長期の休みでなければなかなかできない経験や取組にチャレンジして、心が豊かになったり、心身ともに成長した人も大勢いるのではないでしょうか。また、この夏はアジア大会が開催され、熱く応援した人も多いと思います。自分も水泳の池江選手(まだ高校生というのがすごいです)をはじめ、大いに感動した場面がいくつもありました。2年後の東京オリンピックでは、皆さんの世代が…、いや、皆さんの中からオリンピック選手が出ているかもしれません。大いに期待しています。「努力の裏打ちがあれば、夢は実現する。」「目指せオリンピック」は、決して夢物語ではありません。その実例として、この夏休みの間に、一中は、すばらしい実績・結果を残すことができました。それは、休みが始まってすぐに行われた中体連の磐周陸上の結果を待って確定した、念願の女子の総合杯(磐周でトップ)をとることができたことです。2年前に、26年ぶりに獲得した総合杯が1年たってまた一中に戻ってくることができたのです。一中の歴史の1ページに残るすばらしい快挙です。総合杯の台に刻まれた「磐田第一中」の文字はずっとずっと残ります。さすが天下の一中です。

 さて、いよいよ2学期がスタートしました。先ほど代表で発表してくれた、1年生の河合航さん、2年生の青木実咲さん、3年生の寺田爽馬さんのように、皆さん一人一人もこの2学期は、新たな気持ちで、目標をもって学校生活に取り組んでほしいと思います。そういう意味で、この2学期というのは、最も充実した学期になるのではないかと思います。学習面・勉強面は言うまでもなく、先ほどの発表にもあった行事の「体育大会」や「合唱コンクール」への取組は、2学期、最も大きなものだと思います。また、1・2年生は部活動・生徒会では中心になって取り組まなければいけません。(矢部新会長をもり立ててください。)10月に行われる体験活動は、キャリア教育として、中学生の皆さんには、とても勉強になる学習だと、私は思っています。同じ意味で、校外のボランティア活動に参加し、体験することは、皆さんのこれからの人生にとってすごくプラスになることだと思います。

 3年生は言うまでもなく、それぞれの進路決定という目標に向かって取り組んでいかなければなりません。もちろん目標は人それぞれ違ってよいものです。しかし、前に言ったように、目標をたてる際は、具体的にポイントを絞り、毎日継続して取り組んでください。そうすれば、必ずいろいろな形で皆さん一人一人に力として身についてくるはずです。(オリンピック出場も同じです。)

 この2学期は、何事にもじっくり取り組むことができる、最も長い学期です。季節(気候)もよく、読書の秋や運動の秋と言われるように、学問やスポーツにはもってこいの時期です。また、紅葉や名月、虫の音など、自然や風物も美しく、心がしみじみと豊かになる時季でもあります。ぜひ皆さん一人一人が、一日一日を充実させ、すばらしい2学期となることを大いに期待して、お話を終わります。

平成30年8月28日



平成30年度 3学期始業式 式辞

 

  明けましておめでとうございます。皆さん、どのような冬休みを過ごしましたか?2学期終業式で言ったように、それぞれ家(家庭)で家族と幸せを感じる休みであったでしょうか?お年玉をもらったり、一緒にお雑煮を食べたり、初詣に行ったりしましたか?

 さて、平成31年、2019年が始まりました。平成という元号は、本年の4月で終わりです。感慨深いものがありますが、もちろん学校の年度は、3月31日までが、平成30年度です。3年生は、一中での「平成」最後の卒業生ということになりますね。先ほど立派に抱負を述べた1年生の沖田康太朗さん、2年生の賴實由羽さん、3年生の薩川育瑠さんのように、皆さんもそれぞれ、今年の目標、決意をしっかり、もつことができたでしょうか?毎年言っているのですが、自分は、この新年の抱負、決意を新たにもつということは、とても大切なことであると考えます。人間はともすれば、日常に流されてしまいがちです。目標をもち、達成しようという強い意志がないと、だらだらと、日は過ぎていってしまいます。だからこそ、時々、気分を変えて(リフレッシュして)、新たに自分の行動を見つめ直し、目標を決め直さないと、人は、成長したり、進歩したりすることができないのです。その日常を見つめ直すたいへんよい「きっかけ」となるのが、この「新年」だと思うのです。

 新年というのは、それこそ人間がつくった暦によるわけですが、太陽の動きや、農業などの行事などと会わせ、本当によくできているなあと感心します。何より、12月31日から1月1日になる、あの感覚は、テレビの「行く年来る年」のイメージもあるせいか、何か荘厳で、気持ちが引き締まる感じにさせられます。1月1日になってしまうと、見慣れた家の周りの景色ですら、何か新鮮で、すがすがしいような、リフレッシュした感じになったような気がします。皆さんはどうでしょうか?その気持ちのもと、人々は、初日の出を拝んだり、初詣に行ったりするのだなと思うのです。ぜひ、皆さん、「この1年はこれを頑張ろう!」と新鮮な気持ちで何か目標を立て、決意をもってください。3年生は言うまでもなく、入試合格等、進路に対する目標が多くなるかも知れませんが、それも含めて、この1年で、「僕は、わたしは」これを頑張ろう、という目標をしっかり立ててもらいたいものです。1・2年生も同じです。では、どんな目標を立てたらよいのでしょうか?勉強(学習)面や生活面、生徒会関係、学級の仕事、そして部活動面や友人関係の面など、いろいろ考えられると思います。しかし、昨年会礼で言ったような、自分の好きなことや本当にやりたいこと、学校という枠だけでなく、個人という視点で、独特の目標をもつことも大切だと私は思います。

 自分は、多くの研修会や講演会、研究論文や書物等で、「多くの大学、一般企業等の専門家から、これからの社会で最も大切なことは、多様性(ダイバーシティ…Diversity)である。ぜひ子どもたちを従来の画一的、集団的な型にはめないでほしい、柔軟で多様性をもった生徒を育ててほしい。先行きが見えない未来の日本社会を生きていくために、いや日本という国そのもの、世界を含めて人類の未来が存続できるかどうかは、そうした多様性をもつことができるかどうかである、(例 植物、昆虫、動物等、すべての生物はダイバーシティ、すなわち多様性がないと絶滅するのです。)」という話を聞いたり読んだりしています。

 先ほど言った学校生活での目標以外にもぜひ、自分ならではの目標を(昨年度言ったように、楽しくてやりたいこと)立ててください。例えば、今年は映画を10本以上観る、いろいろな鉄道に乗って、ローカル駅の写真を100枚撮る、ラーメン屋さんを何軒も行って食べ比べ、マイベスト10を友達に味やスープ、具など、具体的な根拠を踏まえて発表するといった、一見くだらなそうなことでもOKです。やる気が出る目標、他の人がやらない独特(多様)な目標、そして、主体的に意欲をもって取り組むことのできる目標こそ、必ずそれは皆さんの未来を生きる力になりますし、ユニークであればあるほど、社会に必要な力につながるかもしれないと、私は思うのです。ぜひ、自分自身でしっかり考えてみてください。

 先生方も含め、皆さん一人一人が様々な目標をもち、その達成のために取り組むことを大いに期待しています。平成31年、2019年も、磐田第一中学校が、ますますよい学校、飛躍する天下の一中、そして一中生になれることを願っています。

 今年も絶対いい年になりますよ。断言します。(ポジティブ・シンキング)   以上です。

                                              平成31年1月7日